デイビッド・サックス 著 | 加藤 万里子 | インターシフト | 400p | 2,100円(税別)

1.レコードの逆襲
2.紙の逆襲
3.フィルムの逆襲
4.ボードゲームの逆襲
5.プリントの逆襲
6.リアル店舗の逆襲
7.仕事の逆襲
8.教育の逆襲
9.デジタルの先端にあるアナログ


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

巨大なデジタル化の波が語られる一方で、実は世界中で「アナログ」の復権が見られる。レコード、紙の手帳、ポラロイド・カメラ、ボードゲームといった商品や、リアル店舗の売り上げが徐々に伸びている。こうした潮流は懐古ではない。どうやら、デジタルの先にある「ポストデジタル経済」のようなのだ。本書では、レコード、紙、フィルム、ボードゲーム、リアル店舗といった“アナログの逆襲”が見られる現場を綿密に取材。なぜ、どんな逆襲が起きているのか、そこから浮かび上がるデジタルの問題点、デジタルとアナログが共存、補完、活用し合う「ポストデジタル経済」の可能性などについて、詳細に論じている。ダイジェストでは、イタリアの手帳・ノートの人気ブランドであるモレスキンの事例を中心とする「紙の逆襲」を取り上げた。著者はカナダのトロント在住のジャーナリストで、ビジネスやカルチャー分野を得意とする。「ブルームバーグ・ビジネスウィーク」「ニューヨーク・タイムズ」等に寄稿。

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