孫 泰蔵 監修 小島 健志 著 | ダイヤモンド社 | 364p | 1,600円(税別)

はじめに いま、なぜエストニアなのか
序.僕がエストニアに衝撃を受けた理由
  孫泰蔵・Mistletoeファウンダーインタビュー
1.なぜ「何もない国」がIT先進国に変われたのか?
2.なぜ世界中のトップ人材はいまエストニアを目指すのか?
3.なぜ130万人の国がユニコーン企業を次々と輩出できるのか?
4.AI時代でも活躍できる子を育むために
  エストニアは何をしているのか?
終.「われわれは常にアップデートする」
  ケルスティ・カリユライド大統領独占インタビュー
補.ブロックチェーン技術とは何か
おわりに 「歌う革命」が教えてくれること


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

エストニア。この国名から真っ先に連想されるのは「電子政府」だろう。1991年に旧ソ連から独立した同国は「IT立国」を掲げ、あらゆる制度のデジタル化を進める。世界中の人々を仮想住民とする「仮想国家」の建設さえめざしている。人口130万人の小国からこの世界の「未来」を覗けるのだ。本書では、欧州バルト三国の一国で、国をあげて未来を先取りした取り組みを続けるエストニアを、現地取材、同国に詳しい日本人関係者へのインタビュー、多数の文献や資料をもとに詳細に紹介。そしてその中から、閉塞感漂う日本社会で「つまらなくない未来」を見つけるためのヒントを提供する。監修者の孫泰蔵氏は連続起業家(シリアルアントレプレナー)で、世界の大きな課題を解決するスタートアップを育てるMistletoeの創業者。著者の小島健志氏はダイヤモンド社の「週刊ダイヤモンド」編集部で、エネルギー、IT・通信、証券といった業界担当の後、データ分析を担当した後、現在は「ハーバード・ビジネス・レビュー」編集部に所属。

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