細谷 功 著 | dZERO | 148p | 1,800円(税別)

モグラ劇場(四コマ漫画)
1.自己と矛盾
2.滑稽と戒め
3.歪み
4.二つの頭
5.「抽象的でわからない」
6.遠近
7.無限マトリョーシカ
8.無知の無知
9.知識差
10.非メタ
11.「空は黒い」
12.「あの人はケチだ」
13.「まったく気にしない」
14.「行動がすべてだ」
15.「自分の頭で考えろ」
16.「先進事例を真似したい」
17.「今日は無礼講でいこう」
18.「全社一丸となって多様性を推進します」
19.「多様性の進展度を測定したい」
20.「横串を通そう」
21.宿命
22.「クライアントは何もわかっていない」
23.「あなたのために言っている」
24.「イノベーターを育てる」
25.内在する自己矛盾
26.強烈な自己矛盾
27.逃れられないのなら


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

「他人の考え方に口出ししてはいけないよ」と口を挟んだり、「私は謙虚だ」と思い切り自己主張するような、滑稽な「自己矛盾」が、とくにSNSなどで目立つようになってきた。それらには、思い込みや偏見、客観性の欠如などの原因があるようだが、時に“炎上”や不毛なやり取りに発展することもある。本書では、巷にあふれる「自己矛盾」について、多くの事例を取り上げながら考察。自己矛盾には、自分自身を客観的に見るなどの「メタ認知」が関係する。メタ認知をすることで、他者や自分自身の自己矛盾に気づき、それを解消させることにつながる。また反対に、自己矛盾を探求することで、発想や洞察、創造に役立つメタ認知を身につけられる、とする著者は、ビジネスコンサルタント、著述家として活躍。さらに問題解決や思考に関する講演やセミナーを国内外の大学や企業で実施する。『地頭力を鍛える』(東洋経済新報社)、『具体と抽象』(dZERO)など著書多数。

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