中牧 弘允 著 | イースト・プレス(イースト新書Q) | 192p | 840円(税別)

1.暦とは何か
2.暦は国によってこんなに違う!
3.日本の暦いまむかし
4.食と暦の深い関係
5.暦から広がるアートの世界


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

少なくとも明治維新以来初の「予定されていた改元」が行われる2019年。特別な祝日の設定などもあり、カレンダーに関心が向けられやすい年でもある。この機会に改めて暦やカレンダーに注目してみてはどうか。暦は国や地域、宗教などにより実に多様であり、その違いにはさまざまな事情が反映される。本書では、世界の暦の歴史、国や地域ごとの政治や文化、宗教などに由来する暦の特質、食やアートと暦の関係、そして日本の暦の変遷など、暦やカレンダーにまつわるトピックス、エピソードをふんだんに紹介。その中から、人類の文明や文化、生活に深く関わる暦の本質を浮かび上がらせている。著者は国立民族学博物館名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授、吹田市立博物館館長。宗教人類学、経営人類学、ブラジル研究、カレンダー研究などに従事し、日本カレンダー暦文化振興協会理事長、千里文化財団理事長等も務めている。

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