小森 哲郎 著 | ダイヤモンド社 | 304p | 2,800円(税別)

はじめに どんな企業でも、変革の方法論は「普遍」である
1.不振企業、冴えない企業の病巣
2.企業変革のゴールとは何か
3.成功をもたらす変革プログラムの設計方法
4.変革のタイムフレーム
5.Phase1 準備フェーズ
6.Phase2 新体制立ち上げフェーズ
7.Phase3 変革プログラム設計フェーズ
8.Phase4 変革プログラム本格起動・安定稼働フェーズ
9.Phase5 成果発現から変革の拡大、定着化に向けた増殖フェーズ
10.経営の視点から俯瞰する変革実践タスク


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

何をしてもなかなか業績が上がらない“不振企業”、そこまで行かなくとも自社が“冴えない企業”であると自覚する人は多いかもしれない。それを改革しようにも、どこから手をつければいいか、何をゴールにすればよいのか、といった「改革の肝」がわからないリーダーもまた、少なくないだろう。本書では、元マッキンゼーのパートナーで、数多くの企業や事業の再生(ターンアラウンド)を手がけてきた著者が、6カ月で組織を立て直し、不振企業や冴えない企業を「優れた企業」に変えるための方法論を、その前提となる「改革のゴール」や「改革の肝」の全体像から始め、具体的かつ詳細に解説している。著者によれば、改革を要する企業や組織、チームがめざすべきは「自律的な課題解決ガバナンスの確立」である。著者は、マッキンゼー・アンド・カンパニーで活躍後、アスキー代表取締役CEO、カネボウ取締役兼代表執行役社長CEOなどを経て、現在は巴川製紙所取締役監査等委員会委員長をはじめ、いくつかの企業や非営利団体に対するアドバイザーを務める。なお、本書は「理論編」と「実践編」の2部構成だが、ダイジェストは第1部の理論編を対象としている。

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