ジム・ロジャーズ 著 | 大野 和基 | PHP研究所(PHP新書) | 237p | 920円(税別)

序.風はアジアから吹いている――ただし、その風には「強弱」がある
1.大いなる可能性を秘めた日本
2.朝鮮半島はこれから「世界で最も刺激的な場所」になる
3.中国――世界の覇権国に最も近い国
4.アジアを取り囲む大国たち――アメリカ・ロシア・インド
5.大変化の波に乗り遅れるな
6.未来のお金と経済の形


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

バフェット氏、ソロス氏とともに「世界3大投資家」の一人と称されるジム・ロジャーズ氏。リーマンショックや中国の台頭、トランプ大統領当選などを予測し、次々と的中させてきたロジャーズ氏は、最近になって「北朝鮮に投資したい」と発言、多くの人を驚かせた。果たしてその真意はどこにあるのか。本書は、ジム・ロジャーズ氏のシンガポールの自宅にて行われた独自のロングインタビューの内容を中心にまとめられている。日本をはじめとするアジア諸国における「お金の流れ」や国内事情、国家間の関係などから、投資対象としての各国の未来を大胆に予測する。朝鮮半島については、南北統一を予言し、統一後の国家が驚異的な経済成長を遂げるであろう要因を、詳細に説明している。ロジャーズ氏は、1973年にジョージ・ソロス氏とともにクォンタム・ファンドを設立。1980年に37歳で引退した後、コロンビア大学での金融論の教授や、テレビ等のコメンテーターとして活躍していた。2007年、来るアジアの世紀を見越して家族でシンガポールに移住。

SERENDIP会員の方は本ダイジェストをこちらからお読みいただけます。