Hanna Naima McCloskey 著 | LID Publishing Ltd. | p28-29


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2016年に女性活躍推進法が施行された日本のみならず、先進各国で「女性リーダーの育成」は喫緊の課題のようだ。ところが、シェリル・サンドバーグ率いるリーンインとマッキンゼーの共同調査によれば、米国企業の上級管理職における女性の割合は、2015年以来ほぼ変わらないのだという。本記事は、特集「Women leaders」の中にある、女性リーダー育成の実践事例と、それについての考察。特集では、現代の職場で女性がリーダーシップを発揮するために必要な諸要素について、四つの記事で多面的に探っている。本記事では、2014年に設立された、差別や不平等のない未来をめざすリーダーの育成を目的とする教育組織「フィアレス・フューチャー」の取り組みを紹介。主に女性を対象に学校に通う子どもたちや、ビジネスパーソン向けのプログラムを提供する同組織では、差別や不平等の現状を把握しながら、その根本原因を探り、社会を「作り変える」ことのできるリーダー(ゲームチェンジャー)を育てている。筆者は、フィアレス・フューチャー創業者兼CEO。国連やNGO、ロイヤルバンク・オブ・スコットランドでも活躍していた。

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