キム・スコット 著 | 関 美和 | 東洋経済新報社 | 424p | 1,800円(税別)

まえがき 世界一人材競争の厳しいシリコンバレーで生まれた上司術
1.「徹底的なホンネ」の関係を築く
2.「徹底的なホンネ」のフレームワーク
3.「成長管理」のフレームワーク
4.「GSDサイクル」
5.部下と信頼関係を構築するテクニック
6.フィードバック文化の作り方
7.「成長管理」の実践
8.「GSDサイクル」で結果を出す「ミーティング」のコツ


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

どんな業種・職種であれ、組織の中で「上司」としてのあり方に悩む人は少なくないだろう。部下たちから信頼され、彼らの成長を助けてチームとして確実に成果を上げられるリーダーには、どうすればなれるのか。また、部下に嫌われない注意の仕方や、「キツい一言」の伝え方のコツはあるのだろうか。本書では、グーグルやアップルでも活躍し、シリコンバレー企業でアドバイザーも務める著者が、自らの経験を踏まえながら、単なる「いい人」でも、威圧的なだけでもない上司のあり方、職場の人間関係のつくり方を具体的にアドバイスしている。キーとなるのは「徹底的なホンネ(ラディカル・キャンダー)」という著者が編み出した概念と人間関係構築法だ。それは部下を「心から気にかける」とともに「言いにくいことをズバリと言う」シンプルな理論である。著者はキャンダー・インク共同創設者兼CEO。FCC(米国連邦通信委員会)の上級政策顧問などを経て、グーグルでアドセンス、ユーチューブ、ダブルクリックの営業と運用チームを率い、アップル大学の教員も務めた。

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