『エンジニアが明かすF1の世界』
小松 礼雄 著 | 東邦出版 | 277p | 1,700円(税別)


1.F1とは?
2.セッティング
3.タイヤ
4.データ解析
5.実戦
6.戦略
7.ベストレース
8.エンジニア


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

約30年前に大ブームとなり今も多くのファンを魅了する「F1」。一人乗りでタイヤが剥き出しのフォーミュラカーによる、自動車レースの最高峰である。
ドライバーとエンジニア、メカニック(整備士)など数百人にもなるチームの総合力で争われるF1。チームが「勝つ」ために、何が行われているのか。

本書では、日本人として初めてF1チームの“現場監督”であるチーフレースエンジニアに抜擢された著者が、F1の現場で何が行われているのか、エンジニアの視点から克明かつわかりやすく解説。
エンジニアの主たる役割であり、レースの行方を大きく左右する「セッティング」とは何か、ドライバーとエンジニアはどのようにコミュニケーションをとり、理想のセッティングと「速さ」を実現しているのか、などを実際のレースの運用などを例に引きながら解き明かし、F1の魅力と楽しみ方を伝えている。
著者は、BARホンダなどを経て、ルノーF1チームでチーフレースエンジニアを務め、現在はハースF1チームのチーフレースエンジニア。

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