『企業存続のために知っておいてほしいこと』
池森 賢二 著 | PHP研究所 | 429p | 1,600円(税別)


1.日々の心得
2.問題解決の進め方
3.発想力を鍛える
4.マーケティングを考える
5.お客様第一主義の本質
6.原点に立ち返る
7.逆境に打ち克つ
8.未来を切り拓く


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

日本においていち早く「無添加」を掲げ、化粧品・健康食品の分野で成功企業の仲間入りをした「ファンケル」。
1980年に同社を創業した池森賢二氏は、一度経営の第一線を退くも、悪化する業績を立て直すために2013年に復帰。社員に力強いメッセージを発信しながら改革を進め、V字回復を成し遂げた。

本書は、ファンケル創業者の池森賢二氏が、2003年から2018年にかけて、同社の社内報『はぁもにぃ』上で全社員に向けて発し続けたメッセージをまとめたものだ。
自身が経営トップから一時勇退し復帰、会社の業績も悪化から回復というファンケルが揺れ動いた時期の、数々のメッセージからは、創業以来の理念や、その「原点」に帰ることの大切さ、ファンケルの「優しさ」や「お客様第一主義」をどのように実現するかなど、企業が存続するのに必要な社員一人ひとりの意識のあり方などを知ることができる。
著者の池森氏の現在の肩書きはファンケル代表取締役会長執行役員。2013年に私費を投じ医療法人財団健康院「健康院クリニック」を開院している。

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