「オリンピック開催後のバルセロナに学ぶ ウェルビーイングを職場で活かす方法」
Steven P MacGregor 著 | LID Publishing Ltd. | p28-29


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いよいよ2020東京五輪開幕まで約1年。心躍らせながらも「大会後」を心配する向きもあるだろう。施設などの“遺産”を有効活用し、都市の衰退を防げるか、という懸念だ。
その点では1992年五輪開催のバルセロナが成功している。さらにそのバルセロナの事例は、ビジネスにも応用できるのだという。

本記事は、Dialogue誌2019年Q3号の特集「永遠のリーダーシップ(Leadership for good)」を構成する一記事で、リーダーシップに深く関係する「ウェルビーイング(健康で幸福な状態)」に焦点を当てる。
1992年にオリンピックを開催したバルセロナは、大会の遺産を活用して市民のウェルビーイングを高める投資を行い、都市の繁栄を持続させることに成功した。
それと同様、一般的な職場においても、「病気にならない」ためのリスク管理を主体とするヘルスケアプログラムよりも、高いウェルビーイングを持つリーダーが職場のカルチャーを変える方が、企業の持続的成長につながると筆者は主張する。
筆者はリーダーシップ・アカデミー・オブ・バルセロナのチーフ・エクゼクティブ。著書に“Chief Wellbeing Officer”(LID Publishing, 2018:未邦訳)がある。

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