「自分に合わないフィードバックに「ノー」と言う技術」
Douglas Stone, Sheila Heen 著 | LID Publishing Ltd. | p42-45
【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。
上司などによる「フィードバック」は、個々の社員のスキルやモチベーションを向上させるとともに、チームや組織全体の力を高める上で重要だ。
だが、フィードバックは常に正しいとは限らない。
誤解や観察力不足などに起因する“自分に合わないフィードバック”を受けた社員はどうすればいいのだろうか。
本記事では、フィードバックを受ける部下の立場から、明らかに間違っている、あるいは自分のためにならないと判断できるフィードバックを「受け入れられない」と上手に伝える方法を、具体事例を挙げながら紹介している。
フィードバックのうち「コーチング」のために行われるものに限定し、「命令型」「人間関係型」「成長促進型」の3種類に分けて、それぞれの対処法を指南。
社内での評価や人間関係を損ねずに、より良いフィードバックを受けるためのコミュニケーションのコツを指摘する。
筆者のダグラス・ストーン氏とシーラ・ヒーン氏はいずれもトライアド・コンサルティング・グループ創設者で、ハーバード・ロースクール講師。邦訳された共著に『話す技術・聞く技術』(日本経済新聞出版社)、『ハーバード あなたを成長させるフィードバックの授業』(東洋経済新報社)がある。
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