不確かな「前提」が成功を阻む最大の要因
Check your assumptions
Andy Cohen 著 | LID Publishing Ltd. | p76-79


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

アマゾンの成功は、創設者ジェフ・ベゾス氏の卓越したアイデアによるところが大きいのは確かだろう。
一方、ウォルマートはかつてドイツから撤退し、巨額の損失を被った。
両者の違いは、戦略思考の「前提(Assumption)」にあったのではないか。では、前提とは一体どのようなものなのだろう。

本記事は、確かな根拠もなく「できるはずがない」といった思い込みを前提とした思考が、間違った判断や致命的な失敗を招く可能性があることを指摘。
経営学者のクリス・アージリス氏らが示した「推論のはしご」理論を引用しながら、個人や組織が自らを縛る「前提」の存在に気づき、それを確かでポジティブな前提に転換する重要性とヒントを、ホームデポ、ウォルマート、アマゾンなどの事例とともに示している。
筆者のアンディ・コーエン氏は、「ニューヨーク・タイムズ」記者で、TEDxのスピーカーとしても知られる。デューク・コーポレート・エデュケーションの講師陣にも名を連ね、著書に“Challenge Your Assumptions, Change Your World”(1 Astor Place Publishing)がある。

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