『私はただの記者です。』
Under Fire
April Ryan 著 | Rowman & Littlefield Publishers | 192p
1.叱責
2.失望の医療保険制度
3.自らがニュースとなる
4.ツイッター騒動
5.国民の敵
6.黒人問題の検証
7.すべての者への教育?
8.分断された国家
9.働く女性
【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。
2016年の米国大統領選で衝撃の当選を果たしたドナルド・トランプ氏。
就任から3年で米国政治は大きく変わり、暴言の数々、目まぐるしく変わる人事、メディアへの攻撃など、トランプ大統領の言動はたびたび騒動を巻き起こしてきた。
そんな混乱の渦の中、果敢に政権に立ち向かう一人の黒人女性記者がいる。
本書では、記者会見の場でのトランプ大統領や報道官との「対決」でしばしば話題となる政治記者、エイプリル・ライアン氏が、トランプ政権誕生からの自らの経験を語っている。
人種差別問題をはじめとする諸問題に自身がどのように切り込んでいったか、質疑応答やその前後のツイッターでの発言などから垣間見られるトランプ大統領およびその政権の本質、政権誕生による社会の変化などを鋭い視点からリポートする。
著者はクリントン政権時代からアメリカン・アーバン・ラジオ・ネットワークのホワイトハウス担当記者として活躍。
また、CNNの政治アナリストとして『ニューヨーク・タイムズ』『ワシントン・ポスト』など数多くのメディアで活躍するほか、テレビのニュース番組にも出演している。
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