「国境なき世界」のビジネスで考慮すべき「サプライチェーン」と「巨大都市」
The boundaryless corporation
Parag Khanna 著 | LID Publishing Ltd. | p16-19


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

政治の世界で自国中心主義が台頭する一方で、ビジネスではますます「国境」が意識されなくなってきている。
ワールドワイドに広がったサプライチェーンが、企業だけでなく国家や都市のあり方さえも再編しようとしている。
そうした環境下で、各企業はどのように競争すれば生き残っていけるのだろうか。

Dialogue誌2019年Q4(10-12月)号の特集「ボーダーレス化する世界におけるリーダーシップ(Borderless leadership)」の冒頭を飾る本記事は、国境にとらわれず、世界中いたるところから資源や知識、情報を集め、イノベーションに生かす「メタナショナル企業」が重視すべき「サプライチェーン」、そして「巨大都市(メガシティ)間のネットワーク」の現況と方向性を伝える。
業種を問わずこれからのビジネスは、ローカルとグローバルを“つなげて”考えていかなければ生き残りは難しくなるようだ。
筆者のパラグ・カンナ氏はグローバル戦略家で、データおよびシナリオベースの戦略をアドバイスするコンサルティング会社「FutureMap」の創業者兼マネージング・パートナー。
著書に『接続性の地政学(原題:Connectography)』(原書房)、『「三つの帝国」の時代』(講談社)がある。

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