『オリンピックマネジメント』
ジャン・ルー・シャプレ/原田 宗彦 著 | 大修館書店 | 240p | 1,800円(税別)


1.進化するオリンピック大会
2.日本とオリンピック
3.国際オリンピック委員会
4.変化するオリンピック体制:小さな組織から巨大ビジネス組織へ
5.スポーツとガバナンス
6.オリンピックの収入とコスト
7.オリンピックのインパクト
8.2020年東京大会は何を残すのか?
9.正当化できる投資


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

2020年オリンピック・パラリンピック東京大会開催が迫ってきた。
近代オリンピック第32回となる東京大会は、どんなインパクトを与えるのだろうか。
また、そもそもオリンピックとはどのような理念と組織体制で運営され、どこへ向かおうとしているのか。
自国開催を前にぜひ知っておきたいところだ。

本書では、過去に招致活動にも関わった二人の著者が、オリンピックという世界最大のスポーツイベントにおける、過去と現在、そして将来に向けての理念、運営・ガバナンス、課題などを多角的に解き明かす。
また、これまでの大会を振り返りつつ、2020年東京大会が、将来のオリンピックのあり方、そして日本経済や社会に何を残すのか、そのためにどのような大会をめざすべきなのか、詳しく論じている。
著者のジャン・ルー・シャプレ氏はスイスのローザンヌ大学公共行政大学院(IDHEAP)のパブリックマネジメント教授。
原田宗彦氏は早稲田大学スポーツ科学学術院教授で、スポーツマネジメントを専門とする。

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