『イノベーション・リニューアル』
永井 竜之介/村元 康 著 | 千倉書房 | 240p | 2,400円(税別)


1.イノベーション競争のフェーズ5を進む世界
2.中国ユニコーンのGet“Too”Big Fast
3.イノベーション拠点となる「北上杭深」
4.革新を活性化させるベンチャー起業
5.革新の種を見つけるマーケティング・インサイト
6.革新を実現させるマーケティング・マインド
7.ラディカル・イノベーションを生み出すために
8.現状打開のマインド・チェンジ
9.主義の破壊で飛躍する


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

イノベーション競争をめぐる世界の覇権争いの様相が、この数年で大きく変わってきている。
かつて米国を猛追し「二強」とまで言われた日本はすっかり失速し、それに代わって驚異的な経済成長を遂げた中国が米国に追いつき、追い越そうとしている。
なぜ、このようなダイナミックな変化が起こったのか。

本書では、いま隆盛を誇る中国ベンチャーの革新性を探るとともに、それを鏡に日本の企業やビジネスパーソンが「次のイノベーションの担い手」となるためのヒントを提供。
米国と中国がイノベーションの「二強」としてしのぎを削る一方で、日本はもはやグローバルなイノベーション競争において「周回遅れ」となってしまっている、その原因は何か。
驚くべき出店スピードと急成長で業界を震撼させた中国のコーヒーベンチャー、Luckin Coffeeをはじめとする数多くの起業における成功例や失敗例を紹介しつつ、日本企業に足りないものは何かを明らかにする。
著者の永井竜之介氏は高千穂大学商学部准教授で、マーケティング戦略、消費者行動、イノベーションが専門。
村元康氏は早稲田大学商学学術院客員教授、ライフアンドデザイン・グループ株式会社代表取締役社長CEO。ビジネスエコシステム、環境経営を専門とし早稲田大学では一貫して起業家教育・支援に携わっている。

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