『あなたの「楽しい」はきっと誰かの役に立つ』
小山 進 著 | 祥伝社 | 288p | 1,600円(税別)


1.ケーキ屋だけど、ケーキ屋だけじゃないエスコヤマ
2.ケーキが生み出す出会いと発見
3.「おいしさ」の理由を繙く
4.地下二階のお菓子屋です
5.「理由」が刻まれた歴史
6.再発見を経てオリジナリティに出逢う
7.一人に届けようと思うからこそ
8.技術って何だろう
9.セミはいつが幸せだったのか!?
10.What A Wonderful World
11.独り言の具現化
12.つながりの始まり
他、全37


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

兵庫県三田市に、類まれな独創性で注目される洋菓子店がある。「パティシエ エス コヤマ」である。
創業者でオーナーシェフの小山進氏は、世界的に評価される実力の持ち主だ。
ロールケーキブームに火を付けた「小山ロール」といった人々を魅了する作品やそのアイデアはどのように生まれるのだろうか。

本書では、著名なパティシエ(ケーキ職人)、ショコラティエ(チョコレート職人)であるだけでなく、優れた経営者でもある小山進氏が、発想の仕方や仕事の進め方、人材の育て方などについて自ら語っている。
お菓子づくりのみならず、講演や子ども向けのお菓子教室、アーティストとのコラボレーションなど多彩な活動の軸には、「好き」「楽しい」という気持ちを大事にしつつ、「やりたいこと」と「やるべきこと」との接点を見つけ出す姿勢があるという。
著者は1964年生まれ。神戸の「スイス菓子ハイジ」で経験を積み、2000年に独立し(有)パティシエ エス コヤマを創業。
2019年10月にはフランスで最も権威あるショコラ愛好会「C.C.C.」から「世界のトップ・オブ・トップ ショコラティエ100」に選出されている。

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