『イタリア発・世界的家具メーカー「NATUZZI(ナツッジ)」の秘密』
Luca Condosta 著 | LID Publishing | 210p
NATUZZI: The Italian Harmony Maker


1.すべてはここから始まった
2.夢のはじまり(1959-1970)
3.犠牲を払った年月(1970-1986)
4.利他主義(1986-1993)
5.いざテイクオフ!(1993-2000)
6.グローバル化か、ローカルに留まるか(2000-2003)
7.ブランド革命(2003-2010)
8.救済(2010-2016)
9.CSR(企業の社会的責任)
10.ソファの裏には何がある?
11.ナツッジの心臓部
12.ハーモニーが未来を創る


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

優れたデザインで世界的に人気の高いイタリア家具。
その中でも南イタリアの職人技の伝統をもとに生産され、世界中で流通しているソファやアームチェアで知られるブランドに「NATUZZI(ナツッジ)」がある。
同名のグローバル企業でもあるナツッジは、自らを「ハーモニー・メーカー」と定義する。

本書は、パスカーレ・ナツッジ創設者兼CEOが南イタリアの小さな村で始めたソファ工房に始まる歴史から、市場ニーズに徹底的にこだわった独自のデザインとマーケティング手法まで網羅しながら、世界中のファンを魅了するイタリア家具メーカー、ナツッジを掘り下げる。
同社が理念として掲げる「ハーモニー・メーカー」には、人々の暮らしに調和と美しいハーモニーを作り出すという顧客志向の経営哲学が込められている。
著者のルカ・コンドースタ氏は、スイスに本社を置く電力、重工業を主とする多国籍企業ABB(アセア・ブラウン・ボベリ)のファイナンス担当バイスプレジデント。
コーポレートガバナンスや企業戦略に関する論文や、サステナビリティレポートに関する著書がある。

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