『billboardを呼んできたサラリーマン』
北口 正人 著 | ダイヤモンド・ビジネス企画 | 248p | 1,500円(税別)


1.サラリーマンだから挑戦できることがある
2.親の反対を押し切るほどしたいこと
3.来日アーティストのハプニング
4.プールサイドでスカウトされた男
5.ビルボード事業開始への道
6.ビルボードのブランディング
7.ビルボードクラシックスで社会との関係性を構築する
8.チャートビジネスの可能性
9.ビルボードカフェ&ダイニング
10.ビルボードのこれから
11.もう1人の顧客、アーティストからのコメント


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

「ビルボード」といえば、一定の年齢以上の洋楽ファンであればお馴染みの、権威ある米国ヒットチャートとして有名だ。
最近では若年層でも、Billboard Japan Hot 100などで知る人が多い。
だが、このビルボードのブランドを展開するのが阪神電鉄100%出資の会社であることは、知られていないのではないか。

本書は、保守的で慎重な経営方針で知られた阪神電鉄の音楽好きの社員たちが、ニューヨークの老舗ジャズクラブを大阪などで開店、さらには日本で「ビルボード」のブランドをライブハウス、独自音楽チャート、コンサート企画などで展開するなど、「音楽業界のオンリーワン」となるまでを描くノンフィクション。
阪神電鉄に入社し、遊園地の甲子園阪神パークなどで働いていた著者たちは、1990年に、ジャズクラブの「大阪ブルーノート」を、2007年に東京・大阪・福岡に、大人の音楽が聴ける洗練されたカフェ&レストラン「ビルボードライブ」を開店する。
著者の北口正人氏は、現在、ビルボードライブ等を運営する阪神コンテンツリンク代表取締役社長、Billboard Japan CEO。

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