『なぜ僕は「ケニアのバラ」を輸入したのか?』
世界を旅してビジネスを創る生き方
小林 邦宏 著 | 幻冬舎メディアコンサルティング | 183p | 800円(税別)


1.なぜ僕は「ケニアのバラ」を輸入したのか?
  大手企業が手を出さない商材を買い付ける理由
2.現地でのヒラメキをその場でビジネス化
  東大と財閥系商社を経て辿り着いた「フリーランス商社マン」という仕事
3.100カ国にある100通りの商習慣
  日本の「非常識」にこそビジネスチャンスがある
4.香港人投資家からチリの漁師、ケニアの農場主まで
  人と人をつないでビジネスを創ってきた極意
5.無尽蔵の好奇心で世界を旅してビジネスを創る


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

華やかなイメージのあるグローバルビジネス、あるいは「商社マン」の仕事も、実際には現地での人間関係や、「足」を使った情報収集が求められる、泥臭いものであったりする。
とりわけ中小企業ではそうだろう。
だが、そうした地に足のついた情報から想像もつかなかったユニークなビジネスが生まれることもある。

本書では、日本ではそれほど知られていなかったケニア産のバラを輸入しオンラインで販売するビジネスモデルで注目された「フリーランス商社マン」を名乗る著者が、自身のビジネスの軌跡を語る。
東京大学卒、財閥系商社を飛び出して、たった一人で世界を飛び回り、インターネットでは得られない発展途上国やへき地の情報からヒントをもらいながら、花をはじめ水産品、美容オイル、レジ袋などのニッチなビジネスを成功させてきた著者。
本書では、世界でビジネスをする秘訣や、地域ごとの傾向と対策も併せて紹介している。
著者は住友商事の情報産業部門勤務を経て28歳で商社を起業。
アジア、南米、アフリカ、東欧、中近東などで取引を展開するほか、テレビ・ラジオの出演、講演業など幅広く活躍している。

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