『空飛ぶクルマのしくみ』
技術×サービスのシステムデザインが導く移動革命
空飛ぶクルマ研究ラボ 著 | 中野 冠 監修 | 日刊工業新聞社 | 160p | 2,000円(税別)


1.空飛ぶクルマのコンセプト
2.輸送サービス
3.機体と要素技術
4.インフラ構築
5.空飛ぶクルマ実現のための課題


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

「空飛ぶクルマ」がテレビ番組や雑誌の特集、講演会などで取り上げられることが増えている。
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に登場するような空陸両用車を思い浮かべる人が多いだろうが、いわゆる「有人ドローン」もその範ちゅうに含められる。
実際、どんなことが実現可能なのだろうか? 

本書では、「空飛ぶクルマ」の定義、期待される社会での使われ方、機体技術やインフラなど、現状わかっていること、構想や開発が進められていること、実現可能性などを網羅的かつわかりやすく解説。
技術だけでなく、市場要求やインフラ整備などを含む「システム」として空飛ぶクルマを捉え、住民や消費者の受容性、都市構造、法規、管制、サイバーセキュリティなどを包括的に、想定される具体的用途に沿って分析を加えている。
監修者の中野冠氏は、株式会社豊田中央研究所などを経て、現在、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授、スイス連邦工科大学訪問教授。
著者の「空飛ぶクルマ研究ラボ」は、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科附属システムデザイン・マネジメント研究所の研究チームで、本書は4名が執筆を担当している。

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