『創造とより良い意思決定と行動のための「オープン思考」への招待』
Dan Pontefract 著 | Figure 1 Publishing | 272p
Open to Think


1.思考
2.クリエイティブ思考
3.クリティカル思考
4.アプライド思考
5.オープン思考


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

世の中の動きが速く、SNSのショートメッセージがはびこる現代は、「深く考えて行動する」ことが難しくなっているのではないか。
また、情報過多で思考が停止する、妥当な判断ができない、あるいは短絡的に行動する人が増えていると指摘されることも多い。
では「正しく考える」にはどうしたらいいのだろうか。

本書では、著者の推奨する「オープン思考(Open Thinking)」という思考様式を紹介。
オープン思考は「クリエイティブ思考」「クリティカル思考」「アプライド思考」という3カテゴリーからなり、この三つの思考を偏りなく、かつ深く、幅広く行う。それによって、新しいアイデアが具現化し、意思決定や判断、さらに行動に結びつくのだという。
本書では、オープン思考を阻む三つの思考習慣(無関心思考、優柔不断思考、硬直思考)を批判しつつ、オープン思考の3カテゴリーそれぞれを具体例をまじえながら解説している。
著者は、リーダーシップと組織文化向上をめざすコンサルティング・ファーム「ポンテフラクト・グループ」の創業者兼CEO。カナダのテレコム企業であるTELUSの元チーフ・エンヴィジョナー兼チーフ・ラーニング・オフィサーでもある。

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