『「タイムズ」が切り開くクルマと社会の新たな未来』
パーク24グループの飽くなき挑戦
鶴蒔 靖夫 著 | IN通信社 | 230p | 1,800円(税別)


1.いま、創業の地から新たなるステージへ
2.駐車場ビジネスをサービス業にした「タイムズパーキング」
3.時代をリードする「タイムズ」のモビリティ事業
4.「人」「クルマ」「街」「駐車場」の4つの資源をネットワーク化
5.グループの総合力で時代に先駆ける「快適さ」を追求
6.稀代の経営者・西川清の「無から有を生み出す」発想と信念
7.「100年に1度の大変革」の先駆けとして


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

「MaaS(Mobility as a Service)」という概念が、主に自動車業界を席巻しつつある。
モビリティ(移動)をサービスとして捉え、あらゆる交通手段をシームレスにつなぐコンセプトだ。
日本ではトヨタの動きが目立つが、実は「駐車場」を軸にMaaSに挑む先進的な企業グループがある。パーク24グループである。

本書では、「タイムズ」ブランドの24時間営業無人時間貸駐車場を全国に展開し、カーシェアリング(登録会員間で自動車を共同使用するシステム)サービスでも100万人以上の会員数を誇る、パーク24グループの歴史を振り返るとともに、さまざまな取り組みや構想を紹介する。
同グループは、これまでに培ってきた「人(会員)」「クルマ」「街(目的地)」「駐車場」という資源のネットワークの拡大とシームレス化を推進、「街づくり」を含む利便性の高い豊かな社会づくりに貢献しようとしているようだ。
著者は評論家、ラジオパーソナリティ。フリーライター、雑誌『人物評論』編集主幹を経て、著述活動に入る。
パーソナリティを務める「こんにちは!鶴蒔靖夫です」(アール・エフ・ラジオ日本)は放送9,100回を超える長寿番組である。

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