『ひらめかない人のためのイノベーションの技法』
篠原 信 著 | 実務教育出版 | 270p | 1,500円(税別)


1.「価値基準」によるイノベーション
2.「衆知」によるイノベーション
3.「科学的手法」によるイノベーション
4.「ズレ」によるイノベーション
5.「マネジメント」によるイノベーション


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

創造性(クリエイティビティ)、独創性、ひらめき、イノベーションといったワードが、今の時代のビジネスではもてはやされるのは確かだろう。
だが、生来の天才ならいざ知らず、これらの特性やスキルは、一般のビジネスパーソンにはどうやって身につければいいか、見当もつかないのではないだろうか。

本書では、自らを「ひらめかない」「発想力が貧しい」「センスがない」タイプだと見なす著者が、これまでの経験などから学びとった、イノベーションにつながる発想をする、あるいは創造的な仕事をするための方法を紹介。
価値基準を変えてみる、うまくコミュニケーションをとり、一人ではなく多くの人の知恵を集めてみる、研究現場における「科学的手法」を応用してみる、などビジネスの場で「発想」や「イノベーション」と格闘する際に役立つ多数のヒントを提供している。
著者は農業研究者で、水耕栽培(養液栽培)では不可能とされていた有機質肥料の使用を可能にする栽培技術や、土壌を人工的に創出する技術を開発。
著書に『自分の頭で考えて動く部下の育て方』(文響社)などがある。

SERENDIP会員の方は本ダイジェストをこちらからお読みいただけます。