『豊田章男』
片山 修 著 | 東洋経済新報社 | 344p | 1,500円(税別)


1.原質――いかに育ったのか
2.居場所――もう1つの顔
3.ルーツ――なぜぶれないのか
4.心象――イチローとの対話
5.門出――逆風に抗して
6.試練――リコール事件に鍛えられる
7.慢心――何を恐れているのか
8.転換――何を改革したのか
9.発想――上から目線を廃す
10.未来――どこに向かうか


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

自動車産業は裾野が広く、多くの雇用を生み、グローバル展開する、日本の戦略産業の一つである。なかでもトヨタ自動車は、“失われた30年”といわれる平成の間に、国内企業で最も時価総額を伸ばした企業だ。
そのトヨタの発展を強力なリーダーシップで牽引してきたのが、現社長の豊田章男氏である。

本書は、徹底した取材や資料に基づき、豊田氏の半生を追ったビジネス・ノンフィクション。リーマン・ショック後の大赤字のなか、世襲批判を浴びながら社長の座に就いた。
直後から、米国を発端とする大規模リコール問題、東日本大震災など数々の危機に見舞われる。しかし、彼はそれらの危機を乗り越え、むしろ糧としてトヨタを成長させてきた。

著者は、経済、経営など幅広いテーマを手掛けるジャーナリスト。長年の取材経験に裏打ちされた企業論、組織論、人事論などを60冊を超える著書で展開している。なお、本書は雑誌「週刊東洋経済」の連載に大幅加筆修正したものである。


新規会員登録(無料)をすると本ダイジェストの続きをご覧いただけます。(2020年6月2日まで)会員登録はこちらから

既にSERENDIP会員の方は本ダイジェスト全文を下記から閲覧いただけます。

法人の会員はこちら

個人の会員はこちら