『なぜ、それでも会社は変われないのか』
-危機を突破する最強の「経営チーム」
柴田 昌治 著 | 日本経済新聞出版 | 272p | 1,600円(税別)


はじめに 「令和の改革」のスイッチを入れる
1.「答えが見つからない時代」の経営
2.「役員の壁」を打破する
3.経営層を「真のチーム」にする
4.なぜ企業価値は高まらないのか
5.「どうやるか」思考から脱する
6.「組織の常識」から自由になる


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

GAFAに代表される米国発のグローバル企業や、中国など新興国の企業に対し、全般的に日本企業が競争優位に立てない状況が続いている。トップに問題意識はあるものの、経営改革が空回りしているケースも少なくないのではないだろうか。
どうすれば、日本企業は環境変化に対応して「変われる」のだろうか。

本書では、長らく日本企業を停滞に追い込んできた元凶を「調整文化」であると指摘。それを、VUCA(変動、不確実、複雑、あいまい)の時代に対応した「挑戦文化」に変えるべく、「経営チーム」を“一枚岩”にする方法を、ケースを挙げながら論じている。
日本の組織における「空気を読む」「察する」といった、しばしばマイナスに捉えられる要素を「共感力」と読み替え、相互不干渉で自分の担当以外に関心を持たない「役員」たちの連携を深めるのに活用する方法を提案する。

著者は、株式会社スコラ・コンサルト代表。企業風土・体質の改革に独自の手法を考案し実践しており、著書にベストセラー『なぜ会社は変われないのか 危機突破の風土改革ドラマ』(日経ビジネス人文庫)などがある。


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