『創業320年の鰹節専門店 「だし」再発見のブランド戦略』
髙津 伊兵衛 著 | PHP研究所 | 250p | 1,600円(税別)


1.320年、江戸からの歴史を辿る
2.歴代の経営者が守り続けたもの
3.日本橋に育てられて
4.鰹節の歴史と現状
5.だし文化の未来を見据えて
6.少子高齢化時代の新たなお客様
7.にんべんの新ブランド
8.鰹節とだしを世界へ


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

東京・日本橋に、コップに注いだ「だし」をそのまま飲めるカウンターバー形式の店がある。320年続く老舗「にんべん」が経営する「日本橋だし場」である。
江戸時代から鰹節専門店のブランドを守り続け、「つゆの素」や「フレッシュパック」で知られるにんべんが、なぜユニークな挑戦を始めたのだろうか。

本書では、にんべん13代当主で社長の髙津伊兵衛氏が、1699年の初代髙津伊兵衛による創業から始まる現在までのにんべんの歴史を紐解きながら、新商品や新事業、そして自らが手がけた新ブランドによる飲食店事業「日本橋だし場」をめぐる戦略を語る。
にんべんは、320年の伝統により培われた「安心」や「信用」を既存の「にんべん」ブランドで守りつつ、「日本橋だし場」という別ブランドで「革新」「進化」のイメージを作り出すことで、「不易」と「流行」をわかりやすく顧客に伝えている。

著者は、髙島屋、にんべんの社員を経て、2009年に株式会社にんべん代表取締役社長に就任。2020年2月に13代髙津伊兵衛を襲名した。


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