『海岸と人間の歴史』
-生態系・護岸・感染症
オーリン・H・ピルキー/J・アンドリュー・G・クーパー 著 | 須田 有輔 訳 | 築地書館 | 328p | 2,900円(税別)


1.終わりは近い!
2.身代を食いつぶす──砂採掘
3.防ぎきれない──砂上の硬構造物
4.一時しのぎ──養浜
5.プラスチック圏──浜のごみ
6.タールボールとマジックパイプ
7.わだちにはまる──浜でのドライブ
8.内なる敵──浜の汚染
9.世界規模の浜の破壊
10.終わりが来た


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

地球から「砂浜」がなくなりつつある、と聞いたら驚くだろうか。だが、これは紛れもない事実である。地球温暖化による海面上昇によって砂浜は、陸地側に後退していく。
ところが、人類は「護岸」工事を行い海岸線を固定化、そのために浜が侵食されていくのだ。「砂採掘」も止まらない。浜はどうなるのか。

本書では、世界の砂浜にみられる、砂採掘、海岸防護構造物(護岸、突堤など)、ごみ・流出油の漂着、車の走行、細菌汚染などの諸問題を、具体例をあげてわかりやすく解説する。
景観や海水浴などのレクリエーションなど観光産業に貢献するとともに、嵐などの自然災害を緩和し、生態系を守る重要な役割を果たす「浜」。自然の「回復力」を持つものの、このまま人類が浜を痛めつけるのをやめなければ、われわれは「浜のない世界」で暮らすことになるという。

著者のオーリン・H・ピルキー氏はデューク大学名誉教授で、「ニューヨーク・タイムズ」によって「米国第一の浜の哲学者」と称される。J・アンドリュー・G・クーパー氏は英国のアルスター大学地理学・環境科学部の教授、南アフリカのクワズール・ナタール大学の名誉教授。


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