『戦略の創造学』
-ドラッカーで気づき、デザイン思考で創造し、ポーターで戦略を実行する
山脇 秀樹 著 | 東洋経済新報社 | 268p | 1,800円(税別)


1.なぜ、新しいモデルが必要なのか
2.ビジネスの目的・使命・ビジョン
3.観察から洞察へ
4.顧客にとって新しい「意味」を創る
5.新しい意味を創る「予備的分析」
6.共感を生むためのツール「デザイン思考」
7.世界観と意味
8.新しい戦略モデルを構築する
9.戦略構築の土台
10.どのように目的を達成するのか
11.どこで目的を達成するのか
12.共感と未来のマネジメント


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

「デザイン思考」や、ピーター・ドラッカーのマネジメント論、マイケル・ポーターの競争戦略は有名であり、少なくともその名前は、経営に関わる人であれば目にしているにちがいない。
だが、それを現実にイノベーションや経営戦略に活用できているケースは、日本企業には少ないのではないだろうか。

本書では、欧米では日本人初のビジネススクール学長を務めた著者が、ビジネスの目的と企業の将来ビジョンを、デザイン思考によるイノベーションに結びつけ、競争戦略に落とし込む手法を、ピーター・ドラッカーやマイケル・ポーターなどの理論や言葉を引きながら論じている。
日本社会や日本企業には、「課題解決のための発想」がいたるところにあり、それらは「デザイン思考」に通じるものである。そうした土台があるために、日本企業がデザイン思考を経営戦略に取り入れることは、決して難しいことではない、と説く。

著者は、ベルギーのルヴァーン大学経済学部教授、UCLAアンダーソン・マネジメントスクール客員教授等を経て、2000年にカリフォルニア州クレアモントにあるピーター・F・ドラッカー経営大学院教授に就任、09~12年度には学長を務めた。


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