『コロナ後の世界を語る』
-現代の知性たちの視線
イアン・ブレマー/磯野 真穂/伊藤 隆敏/大澤 真幸/荻上 チキ/
角幡 唯介/鎌田 實/五味 太郎/斎藤 環/坂本 龍一/
ジャレド・ダイアモンド/東畑 開人/中島 岳志/福岡 伸一/
藤原 辰史/ブレイディ みかこ/藻谷 浩介/山本 太郎/柚木 麻子/
ユヴァル・ノア・ハラリ/養老 孟司/横尾 忠則 著 | 朝日新聞出版(朝日新書) | 208p | 790円(税別)


1.人間とは 生命とは
2.歴史と国家
3.社会を問う
4.暮らしと文化という希望


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

2019年12月に中国・武漢で発生したとされる新型コロナウイルスは、瞬く間に世界中に広がり、私たちの「日常」を奪った。すべての人に平等に降りかかる感染症の危機は、社会のあり方をすっかり様変わりさせてしまった。
そんな状況について、感染症の専門家以外の多くの文化人や著名人が声を上げている。

本書は、22人の国内外の論客が、コロナ禍で世界がどう変わったのか、「コロナ後(アフターコロナ)」に人類はどのような課題を抱えているのかなどについての、それぞれの立場、視点からの発言を集めた論集。
突然直面することになった、これまで誰も経験しなかった世界規模の危機は、われわれに「人間とは何か」「国家とは何か」「社会はどうあるべきか」といった根源的な問いを突きつけているようだ。

ダイジェストでは22人のうち、ユヴァル・ノア・ハラリ氏とブレイディみかこ氏の論考を取り上げた。ユヴァル・ノア・ハラリ氏は、ヘブライ大学教授で、『サピエンス全史』『ホモ・デウス』『21 Lessons―21世紀の人類のための21の思考』といったベストセラーの著者。ブレイディみかこ氏は、英国在住の保育士・ライター。『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』『ワイルドサイドをほっつき歩け』などの著書がある。なお、本書は朝日新聞デジタルの特集ページを新書化したもの。


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