『「循環型経済」実現めざすジーンズブランド「1083」の挑戦』
Re-Made en France: 1 million d'emplois près de chez nous en produisant et consommant local
Thomas Huriez 著 | DUNOD | 192p


1.産業用近接モデルの起源
2.地域とともに成長する
3.市街地やショートサーキットでの配布
4.地場産業の再構築
5.リニアエコノミー(直線的経済)に終止符を打つためのイノベーション
6.参加型コミュニケーションの展開
7.使命のための財務


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

グローバル経済が進展する一方、リスクを避け、品質を保つなどの目的で「国内生産」にこだわる動きが出てきている。
フランスのアパレルブランド「1083」の取り組みもその一つだ。同ブランドは、フランス国内での「地産地消」と、製品リサイクルによる「循環型経済」の実現をめざしている。

未邦訳のフランス書籍である本書では、ジーンズおよびシューズの生産販売を行う「1083(ミル キャトルヴァン トロワ)」の創業者であるトマ・ユリエズ氏が、現在に到るまでの取り組みと業績、考え方などを自ら語っている。
フランスでもっとも離れた2都市間の距離が1,083キロメートルであることにブランド名が由来する「1083」は、フランス国内での素材調達・生産・流通・販売の完結と、「100%リサイクル」による「循環型経済(サーキュラー・エコノミー)」の実現にこだわる。

著者のトマ・ユリエズ氏は、IT担当職員としてビジネススクールで働いた後、2007年にアパレルショップ「コントワール・ア・パート」を開業。2013年に兄弟のグレゴワール・ユリエズ氏とともに「1083」を創業。


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