『サステナブルな地球の未来を築く40のアイデア』
A Better Planet: Forty Big Ideas for a Sustainable Future
Daniel C. Esty 編 | Yale University Press | 416p


1.自然、土地、水
2.イノベーションとテクノロジー
3.法律と政策
4.資源、経済、持続可能なビジネス
5.社会、公平性、プロセス


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

次期米国大統領への就任が確実となったジョー・バイデン氏は、選挙公約に詳細な気候変動対策を掲げている。
今後は米国のリーダーシップのもと、各国で地球のサステナビリティ(持続可能性)のための対策が進むと期待されるが、その過程では科学技術や政治、ビジネスなど多方面からのアプローチが必要となるだろう。

未邦訳の米国書籍である本書では、気候変動をはじめとする地球が直面する喫緊の課題について、農業や森林保全、生命科学などのテクノロジー、政策・行政などさまざまな分野における解決のアイデアを紹介。土中に温室効果ガスのもとになる炭素を閉じ込める土壌管理といった地道な対策から、ゲノム操作による地球に優しい種の開発まで、実際に進行中で将来的に発展の可能性がある多彩な解決策を知ることができる。
たとえばダイジェストで紹介する環境行政への機械学習の導入というアイデアでは、アマゾンやネットフリックスのレコメンド機能にならった、柔軟な規制のあり方が提案されている。

編者のダニエル・C・エスティ氏は、米国環境保護庁(EPA)高官を経て、現在はイェール大学森林・環境科学大学院と、同大学ロースクールで環境法学・政策学教授を務める。


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