『マンション管理員オロオロ日記』
-当年72歳、夫婦で住み込み、24時間苦情承ります
南野 苑生 著 | 三五館シンシャ | 208p | 1,300円(税別)


まえがき マンション管理員は、なぜ年輩者ばかりなのか?
1.管理員室、本日もクレームあり
2.嫌いな理事長、大嫌いなフロントマン
3.住民には聞かれたくない話
4.マンション管理員の用心と覚悟
あとがき 最後の住み込み管理員


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

ある程度の規模の分譲マンションには、たいていエントランス付近に事務所があり、「管理員」が常駐している。管理員の多くは定年後の高齢者であり、夫婦で住み込みのケースも珍しくない。
それゆえ、昼夜を問わず住民のあらゆる要望に応えるのが仕事だと思われがちだが、その実情はどのようなものなのだろうか。

本書では、マンション管理員として13年のキャリアを持つ著者が、その役割と立場、実際の業務、そして住民からのクレーム処理など、さまざまなエピソードを紹介している。
マンション管理員は24時間対応の「何でも屋」ではなく、その勤務時間や業務、責任の範囲は、雇用契約や管理規則で定められている。それでも、住民からは理不尽なものも含む苦情や要望が山のように持ち込まれるようだ。それらや、駐輪場に正しく自転車を停めないなどの規則違反への管理員の対応からは「人を動かすコツ」を学ぶこともできるだろう。

著者は1948年生まれ。広告代理店に勤務の後、独立して広告プランニング会社を設立するも、経営に行き詰まり、59歳の時に妻とともに住み込みのマンション管理員となる。なお、本書に登場する施設名や人名はすべて仮名である。


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