『差別化を以て戦わずして勝つ』
-誇り高き企業集団ウエルシアの挑戦
池野 隆光 著 | 評言社(評言社MIL新書) | 140p | 1,000円(税別)


1.ドラッグストアにおける差別化とは何か
2.健康を支えるウエルシアモデル
3.多角的な視点から新しいことに挑戦する
4.地域・大学・企業とコラボする
5.誇り高き企業集団を目指す
6.我以外、皆我が師なり


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

2019年度のドラッグストア売上高ランキングでは、ウエルシア薬局等を展開するウエルシアホールディングスが業界第1位に輝いている。
関東近郊の小規模な薬局が合併した後、2008年にグローウェルホールディングスとして設立された同社は「差別化」を旗印に、多岐にわたる事業展開を図っている。

本書では、ウエルシアホールディングスの現会長が、同社の多角的な差別化戦略とその実践を語る。同社は、「調剤」「利便性(深夜営業)」「カウンセリング」「介護」の4本柱からなる「ウエルシアモデル」を掲げ、調剤のみならずあらゆる接客の現場への薬剤師の配置、地域住民の交流の場としての「ウエルカフェ」の設置、介護付有料老人ホームや地域包括支援センターの運営など、柔軟な発想のもと数々の特徴的な取り組みを行っている。
そうした「差別化」成功のカギは、合併や中途採用によって「違う風土を取り入れる」ことにあったようだ。

著者はウエルシアホールディングス(株)代表取締役会長、日本チェーンドラッグストア協会会長。1971年に池野ドラッグを開設、合併を経てウエルシア関東(株)代表取締役社長等を務めた後、2013年から現職。


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