組織のイノベーションを妨げる「“生産的でない”恐れ」とは
The only thing to fear is unproductive fear
Amy C. Edmondson 著 | LID Publishing Ltd. | p20-23


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

新型コロナウイルスのパンデミックは世界中に「恐れ」を蔓延させた。だが、その恐れが、さまざまな対策とともに「新しい生活様式」を生み出したのも事実だ。
また、企業などの組織でも、「恐れ」を原動力にイノベーションやチームの結束が生み出されることがある。「恐れ」にはどう対処すべきなのだろうか。

未邦訳の海外ビジネス誌「Dialogue」2021年Q1(1-3月)号の特集「社内カルチャーを形成する(Shaping culture)」の一部である本記事では、組織に発生する「恐れ(fear)」を「生産的な恐れ(productive fear)」と「問題のある恐れ(problematic fear)」を区別し、後者を排除し、前者を創意工夫やチームワークの向上に結びつけるためにどうすればいいかを論じている。
「上司に嫌われる」などの「恐れ」は、多くの場合根拠のない「問題のある恐れ」であり、それが広がるとメンバーの行動が萎縮し、健全な議論による創発を妨げることになる。

筆者のエイミー・エドモンドソン氏は、ハーバードビジネススクール教授で、リーダーシップを専門とする。著書に『The Fearless Organization: Creating Psychological Safety for Learning, Innovation and Growth』(Wiley:未邦訳)がある。


新規会員登録(無料)をすると本ダイジェストの続きをご覧いただけます。(2020年12月18日まで)会員登録はこちらから

既にSERENDIP会員の方は本ダイジェスト全文を下記から閲覧いただけます。

法人の会員はこちら

個人の会員はこちら