『プロデュースの基本』
木﨑 賢治 著 | 集英社インターナショナル(インターナショナル新書) | 256p | 880円(税別)


1.いいなと感じて、つくりたいと思ったら、分析して、答えを見つける
2.「新しいもの」とは新しい組み合わせのこと
3.人と仕事するということ
4.ヒットをつくるために僕がしていること
5.クリエイティブなライフスタイル


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

「プロデュース」という言葉はさまざまな分野で使われるが、いずれも、いろいろな人と協力しながら全体をまとめ、新しいものを作り出す仕事。
エンターテイメント業界でいえば、アーティスト、作曲家や作詞家などを取りまとめながら優れた楽曲を世に送り出す「音楽プロデュース」がその代表格だろう。

本書では、日本の歌謡曲・ポップス・ロックにおける数々のヒット曲を生み出してきた70代の現役音楽プロデューサーが、他分野にも応用可能な、自身の仕事の「法則」を、多数の実例をまじえながら披露している。
著者によると、たとえば新人アーティストのプロデュースは、はじめて会った時に見えた「ふわっとしたイメージ」に、足りない要素を足していくのだが、その際に本来備えているイメージと反する要素も足して「ギャップ」を生み出すのが重要なのだという。さらに本書では、次につながる仕事の断り方、「同じやり方を繰り返さない方が、緊張が生まれ、いい仕事ができる」といった、音楽制作以外の仕事へのヒントも数多く書かれている。

著者は1946年生まれ。渡辺音楽出版(株)で、アグネス・チャン、沢田研二、山下久美子、大澤誉志幸、吉川晃司などの制作を手がけ、独立。その後、槇原敬之、トライセラトップス、BUMP OF CHICKENなどのプロデュースをし、数多くのヒット曲を生み出している。


新規会員登録(無料)をすると本ダイジェストの続きをご覧いただけます。(2021年1月29日まで)会員登録はこちらから

既にSERENDIP会員の方は本ダイジェスト全文を下記から閲覧いただけます。

法人の会員はこちら

個人の会員はこちら