『もしわたしが「株式会社流山市」の人事部長だったら』
手塚 純子 著 | 木楽舎 | 268p | 1,500円(税別)


はじめに machiminの概要 −まちが1つの企業だとしたら?−
1.流山市に移住。machiminをはじめるまで
2.machiminという“場”はどのように育ったか
3.machiminにはなぜ人が集まるのか
4.machiminをアップサイクルさせる仕掛けをつくる
5.machiminが多拠点に進化・発展する
6.CROSSTALK 流山市長(本物)×「株式会社流山市」の人事部長(自称)


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

地域振興、まちづくりのために、住民同士が交流できる“居場所”としての「コミュニティスペース」を設ける事例が増えている。だが、せっかくの「場」を活性化し、有機的に活用するのは簡単ではない。
その点、千葉県流山市に2018年に誕生した「machimin」は、「人」を重視した運営で成功しているようだ。

本書では、流鉄流山線の流山駅舎にある旧タクシー車庫を改装して作られたコミュニティスペースであるmachiminを運営する著者が、開設までの経緯、同スペースの目的および意義・考え方、実際の活動内容などについて語っている。
machiminは、単なる居場所ではなく、地域住民が自らの“好き”や“得意”をもとに多様なイベントなどに主体的に関わることを自らの学びや成長、発見に結びつける、「人材育成」の場だという。その発想は、著者が自らを「株式会社流山市の人事部長」であると仮定し、まちの課題を解決する人材育成・人材配置を“妄想”することから生まれた。

著者は、machiminの運営会社である(株)WaCreation代表取締役社長。(株)リクルートで、営業・人事・企画を経験し、2018年1月から現職。


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