『行動を変えるデザイン』
-心理学と行動経済学をプロダクトデザインに活用する
Stephen Wendel 著 | 武山 政直 監訳 | 相島 雅樹/反中 望/松村 草也 訳 | オライリー・ジャパン | 464p | 3,400円(税別)


1.心の働きと行動変容を理解する
2.適切な成果、行動、アクターを見つけ出す
3.コンセプトデザインをつくる
4.インターフェースをデザインし、実装する
5.プロダクトを改善する
6.実践に投入する


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

スマホアプリ、ウェアラブルデバイス、Webサービスなどのプロダクトには、ユーザーの行動や習慣を変えることを目的とするものが多い。たとえば運動習慣を促すアップルウォッチなどがそれに当たる。
では、的確に人々の行動変容を促すプロダクトは、どのように開発していけばいいのだろうか。

本書では、行動経済学や心理学の成果をもとに、行動変容を起こさせるプロダクトの開発プロセスやサービス設計、気をつけるべき点などを豊富な具体例を挙げながら解説している。
人がある行動を起こすには、キュー(合図)、反応、評価、アビリティ(能力)、タイミング(緊急性)という5つの前提条件があり、行動を変えるデザインは、これらのうち少なくとも1つ以上に影響を与えるものでなければならないという。

著者のスティーブン・ウェンデル氏は、効果的にお金を管理するためのデジタルプロダクトを研究する行動社会科学者。個人の資産管理を助けるプロダクトの開発を行うHelloWallet社の主席研究員としてプロダクト開発を支援。非営利活動団体Action Design Networkを設立し、行動研究の応用に挑戦する実務家の支援も行う。


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