『紛争解決ってなんだろう』
篠田 英朗 著 | 筑摩書房(ちくまプリマー新書) | 208p | 820円(税別)


1.紛争解決の考え方
2.紛争分析の視点
3.紛争対応の方法
4.紛争分析の道具
5.紛争対応の政策
6.紛争分析と国際政治
7.紛争分析と地域紛争
8.紛争解決から見た国際政治史
9.現代世界の紛争解決の国際的な枠組み


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

歴史上、大小含めて国家などの集団同士の「紛争」は、絶えたことがない。ビジネスや日常生活上のものを含めれば、人間社会のあらゆる場所や状況で、常に紛争は起きているのではないだろうか。
どんな紛争も、いずれ解決をめざすべきものだが、その方法論は「紛争解決論」という学問分野にもなっている。

本書は、主に国家間の紛争を取り上げながら、「紛争とは何か」といった根本的な問いから、「どのように紛争を解決していくか」の原則まで、「紛争解決論」の基本を解説している。
紛争に対応するに当たっては、まず第三者、もしくは当事者が、時系列や関係性などによる「紛争分析」から始める。そうして紛争の本質を見きわめた上で、回避、交渉、調停、強制などのパターンの中から、妥当な方法を選択し、場合によっては組み合わせていく。

著者は東京外国語大学総合国際学研究院教授で、国際関係論を専門とする。ロンドン大学(LSE)で国際関係学Ph.D.取得。広島大学平和科学研究センター准教授などを経て、現職。


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