『魚の卸売から大臣まで上りつめた スシ・プジアストゥティの物語』
Kisah, Perjuangan dan Inspirasi Susi Pudjiastuti
Achmad Farid 著 | Penerbit Checklist | 254p


A.他と違うことは良いこと
B.夢はまるで潮の満ち引きのよう
C.起業の失敗
D.勇気ある大臣
E.スシと家族
F.慈善活動の側面


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

インドネシアの第1期ジョコ・ウィドド政権で、その行動力と異色な経歴で知られる女性政治家が活躍した。海洋水産大臣を務めたスシ・プジアストゥティ氏である。
高校中退で魚の卸売から身を立て、水産加工販売と航空事業で成功。2014年に大臣に抜擢された。彼女の成功への道のりはどんなものだったのだろうか。

未邦訳のインドネシア語による書籍である本書は、スシ・プジアストゥティ氏の生涯とこれまでの業績を辿ることで、その類まれなアイデア創出と実行力がどこから来るのかを浮き彫りにしている。
プジアストゥティ氏は、常に顧客のあらゆる需要(ニーズ)を常識に捉われずに観察し、それを満たすことでビジネスチャンスをものにしてきた。また、実業家の時代から海洋生態系の保全に配慮するなど、環境問題にも高い意識を持っているようだ。

著者のアクマド・ファリド氏は1997年、ジャカルタ生まれ。インドネシア・イスラム大学イスラム学部イスラム宗教教育学科を卒業し、現在、スナン・カリジャガ州立イスラム大学ジョグジャカルタ校にて、同じ専攻で学んでいる。


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