『マイクロソフトCTOが語る新AI時代』
ケヴィン・スコット 著 | 高崎 拓哉 訳 | ハーパーコリンズ・ジャパン | 320p | 1,900円(税別)


1.仕事を失った町
2.CTOへの道のり
3.分断と地方の現状
4.ゼロサムゲームからの脱却
5.AIの存在目的を知る
6.AIの正体と人々の誤解
7.機械はどのように学ぶか
8.脅威の先にある仕事
9.AI開発の未来と人の役割


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

AIやロボットなどの先進技術やそれらを活用したスタートアップは、米国ではシリコンバレーや、ニューヨーク、ボストンといった都市部のイメージが強い。だが、近年は農村部でも、テクノロジーを活用したビジネスが盛んだという。
AIが都市と地方の「分断」を解消するカギを握るとも見られているようだ。

本書では、マイクロソフトで技術開発の最前線に立つ著者が、「AIがすべての人の利益になる」未来の可能性について、都市と農村の両方での経験や取材をもとに論じている。
米国の農村部では、ドローンやAI、センサーなどを駆使した「精密農業」の研究が進み、起業や人材育成が進められつつある。そうした取り組みから、「機械に仕事を奪われる」のではない、AIと人間が協働して豊かな価値創造を行う、理想的な「AI時代」の可能性が見出せるのだという。

著者は、マイクロソフトのチーフ テクノロジ オフィサー (CTO) 兼エグゼクティブ バイスプレジデント。ヴァージニア州の田舎町出身で、GoogleやLinkedInで役員や技術職を歴任し、現職に至る。


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