『インドネシア有数の新興財閥「マヤパダグループ」はなぜ成功したのか』
-ダト・スリ・タヒル自伝
Dr. Tahir I'm Proud of Being Indonesian
Alberthiene Endah 著 | Gramedia Pustaka Utama | 428p


プロローグ 私はインドネシア人であることを誇りに思う
1.苦しみの良さを知る
2.人生を目覚めさせる愛の広がり
3.攻撃するのではなく、混じり合う、溶け込む
4.バランスをとる
5.インドネシア人であることは私の誇り
6.苦しみたい人間はいない


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

マヤパダ銀行による金融サービスを核として、小売、不動産、医療、メディア事業を手がける、インドネシア有数の新興財閥「マヤパダグループ」。
その創始者であるダト・スリ・タヒル氏は慈善事業にも力を入れ、医療系のグローバルファンドにビル・ゲイツ氏に次ぎ2番目に多い金額の寄付を行っている。

未邦訳のインドネシア書籍である本書は、ダト・スリ・タヒル氏の伝記である。タヒル氏は、インドネシア第2の都市であるスラバヤの貧しい家庭に生まれ育ち、輸入業で成功した後にマヤパダ銀行、そしてタヒル財団を設立。多角的なビジネスと慈善活動を組み合わせることで、「より良い社会」の実現をめざす。
福建省にルーツを持つ中国系住民でありながら、タヒル氏はインドネシア人であることを誇りに思い、ビジネスや慈善活動を通じてインドネシア社会に貢献することが常に念頭にあるようだ。

著者のアルベルタイン・エンダ氏はインドネシアの伝記作家、小説家、ジャーナリスト。なお、本書は一人称を「私」とする自伝形式で書かれている。


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