『人間主義的経営』
ブルネロ・クチネリ 著 | 岩崎 春夫 訳 | クロスメディア・パブリッシング | 268p | 1,848円(税込)


1.ソロメオ、精神の宿る村
2.幼年時代
3.私の心の大学
4.カシミヤの彩り
5.世界へ
6.親愛なる匠たち
7.輝く未来
8.創造物との対話
9.心の中の揺るぎないもの
10.日々の印象


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

アマゾンやセールスフォース、ツイッターといった名だたる成功企業が「未来の経営モデル」として注目する、イタリア企業による取り組みがある。1978年設立のブルネロ・クチネリ社だ。
創業者のブルネロ・クチネリ氏は、人間の尊厳と自然との調和を事業の目的とした「人間のための資本主義」を掲げる。

本書では、イタリア産の高級カシミヤ製品を主力とするアパレル企業、ブルネロ・クチネリ社で独自の「人間主義的経営」に取り組むブルネロ・クチネリ氏が、自身の生い立ちやこれまでの実践を振り返りつつ、自らの経営哲学を語っている。
クチネリ氏は1982年、イタリア中部のウインブリア州にある人口500人ほどのソロメオ村の古城を買い取り、そこにブルネロ・クチネリ社の本社を構える。そして、職人による手作り製品の製造・販売を事業とする一方で、さびれた村の修復に取りかかった。

著者は1953年カステル・リゴーネ(ペルージャ市)の農家に生まれる。25歳で創業したブルネロ・クチネリ社は2012年、ミラノ証券取引所に上場。自ら掲げ実践する「人間主義的資本主義」により、イタリア国内外から数々の勲章や権威ある賞を受けている。


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