『ドイツ人はなぜ、毎日出社しなくても世界一成果を出せるのか』
-7割テレワークでも生産性が日本の1.5倍の秘密
熊谷 徹 著 | SBクリエイティブ(SB新書) | 184p | 990円(税込)


序.日本を大きく上回るテレワーク比率でもドイツ人の生産性が高い秘密
1.ドイツではなぜ、出社しない働き方が普及したのか
2.「むやみに出社させない国」に進化したドイツ
3.「ひとりひとりがマイペースで働く権利」を保障する国
4.経済的な豊かさよりもオフタイムを大切にするドイツ人
5.人とつながり、幸せを分かち合う国・ドイツ


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

猛威をふるう新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、多くの国で「テレワーク」が推奨されている。
日本でも、2020年春のコロナ禍第1波にあたり、テレワークを導入する企業が増えたが、実際に勤務時間の半分以上がテレワークだった人は2割ほどにとどまった。一方、ドイツでは約7割まで広まったという。

本書では、コロナ・パンデミックを契機にドイツで急速にテレワークが広まり、今後も普及、定着が進むと見られる理由、とくにその背景にあるドイツ人の労働観やワークライフバランスに対する考え方について、ドイツ在住30年以上になる著者が論じている。
ドイツでは、IT企業や金融・サービス業だけでなく、製造現場の作業や、開発時に綿密な打ち合わせが必要なことからテレワークが難しいと思われていた製造業でも「テレワーク革命」が進む。それは国を挙げて取り組まれてきた、IoTなどによって自動化を進める「インダストリー4.0」と連動したものでもある。

著者は、NHKワシントン支局などで活躍した後、1990年からフリージャーナリストとしてドイツ・ミュンヘン市に在住。『ドイツ人はなぜ、1年に150日休んでも仕事が回るのか』(青春新書)など、ドイツに関する多数の著書がある。


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