『超入門カーボンニュートラル』
夫馬 賢治 著 | 講談社(講談社+α新書) | 208p | 946円(税込)


はじめに.カーボンニュートラルがつくる新時代
1.「カーボンニュートラル」って、つまり何?
2.温室効果ガスをどう減らす?
3.資本主義は環境にとって悪なのか?
4.投資家と銀行が迫るカーボンニュートラル
5.カーボンニュートラル政策による各産業への影響
6.カーボンニュートラルと地政学
おわりに.資本主義の未来と日本


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

2020年10月に菅義偉首相が「2050年にカーボンニュートラルを目指す」と表明したことが話題になった。
カーボンニュートラルとは温室効果ガスの排出量プラス・マイナス・ゼロの状態を指し、2021年1月現在、124カ国と1地域が2050年までの実現にコミットしている。だが、経済成長との両立など課題は多い。

本書では、カーボンニュートラルをIT革命に次ぐ巨大な世界潮流ととらえ、基本的な考え方や具体的な手法を解説したうえで、これに早期に対応する必要性を主張している。
また、温室効果ガスを削減しながら経済成長を実現する「デカップリング論」は、個別企業や先進国によってその可能性が証明され始めていることを指摘。そして、この潮流に乗り遅れれば、長期的に企業や経済が大きなダメージを受けると警鐘を鳴らす。

著者は戦略・金融コンサルタントで、株式会社ニューラルCEO。ニュースサイト「Sustainable Japan」編集長も務めており、『ESG思考』(講談社+α新書)などの著書がある。


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