『新宿の逆襲』
市川 宏雄 著 | 青春出版社(青春新書プレイブックス) | 200p | 1,100円(税込)


はじめに 眠れる巨人、新宿が目覚めるとき
1.再開発レースで周回遅れになった巨大都市・新宿
2.「世界一の巨大ターミナル」はどうやって生まれたのか
3.新宿駅が大変身!「新宿グランドターミナル」構想
4.未来の新宿を支える周辺エリア開発
5.新宿という街にこれから必要なもの


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

2000年以降、東京の都心部のあちらこちらで再開発事業が進められている。代表的なエリアは大手町・丸の内・有楽町、六本木・虎ノ門、渋谷などだ。
しかし、東京には、ここ30年ほど再開発の動きがない「眠れる巨人」がいる。巨大都市「新宿」だ。今、その新宿が、いよいよ動き出そうとしている。

本書では、新宿の歴史を振り返りつつ、現状の街の欠点を補い、さらなる発展をめざす「新宿グランドターミナル」構想を詳細に解説。都市政策専門家の立場から新宿のあるべき姿を提言している。
1日360万人もの人々が往来する新宿がそのポテンシャルを発揮するには、複数の異なるエリアがモザイク状に混在しているが、エリア間の人の交流が少ないという欠点を解消しなければならない。2040年を目処に進められる再開発では、その問題意識をもって、画期的な街づくりが行われるようだ。

著者は明治大学名誉教授。一級建築士。ODAのシンクタンク(財)国際開発センターなどを経て、富士総合研究所(現みずほ情報総研)主席研究員の後、現職。日本と東京のこれからについて語るために国内、海外で幅広く活動する他、東京の研究をライフワークとして30年以上にわたり継続している。


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