『「カード決済」のすべて』
-カードをスワイプする「3秒間」に何が起きているのか
The Anatomy of the Swipe: Making Money Move
Ahmed Siddiqui 著 | New Degree Press | 240p


1.決済エコシステムの概要
2.スワイプの解剖1:認証
3.スワイプの解剖2:清算・決済
4.スワイプの解剖3:チャージバック
5.決済エコシステム1:カードネットワーク
6.決済エコシステム2:銀行
7.決済エコシステム3:支払いを受ける
8.決済エコシステム4:支払いを行う
9.深堀1:KYC
10.深堀2:クレジットカードとデビットカード
11.深堀3:インターチェンジ
12.深堀4:カードネットワークを介さないお金の動き
13.決済の現在1:プッシュ・トゥ・カード
14.決済の現在2:バーチャルカード
15.決済の現在3:経費報告書を葬る
16.すべての会社は決済企業になる


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

私たちが買い物をする際、リアル店舗でもネットでもさまざまな支払い手段が選択できる。スマホのQRコード決済も注目されたが、現金以外でもっともポピュラーなのはクレジットカード払いだろう。
だが、カード支払いがどのような仕組みで行われているかを詳しく知る人は意外と少ないのではないだろうか。

未邦訳の米国書籍である本書では、クレジットカードやデビットカードによる支払いを実現させる「決済エコシステム」の全体像と詳細を解説するとともに、個人間送金システムなどさまざまな「お金を動かす」仕組みの現在地と将来展望を示している。
店頭の端末にカードを通し、取引が承認されるまでの約3秒の間には、イシュア、アクワイアラ、カードネットワークなど、一般的には耳慣れない複数のプレイヤーが関わるプロセスが行われている。

著者のアフマド・シディキ氏は、モバイル決済アプリを開発するBranchのプロダクト担当副社長。以前は決済テクノロジーのユニコーン企業であるMarqetaのプロダクト担当副社長を務めていた。


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