『ミャンマー危機 選択を迫られる日本』
永杉 豊 著 | 扶桑社(扶桑社新書) | 240p | 924円(税込)


1.6年前から計画されていたクーデター
2.無抵抗デモを続ける市民を無差別発砲で虐殺
3.Z世代を中心に団結する無抵抗デモ
4.市民を虐殺しても守りたい国軍の巨大利権とは?
5.国軍と「太いパイプ」を持つ日本がキーになれるのか
6.軍事政権と市民の間で板挟みになる日本企業
7.ミャンマーへ触手を伸ばす中国
8.アウン・サン・スー・チー氏と父アウン・サン将軍
9.祖国のデモを支援する在日ミャンマー人たち
10.クーデターの先は再び軍事独裁政権か真の民主化か


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

東南アジア最西端に位置する人口約5400万人の国、ミャンマー。2011年に、長く続いた軍事政権から民主化へと舵を切り、「アジア最後のフロンティア」とも呼ばれた同国で、2021年2月1日、突如の軍事クーデターが発生した。
実権を握った国軍はデモ鎮圧の名目で市民を虐殺し始め、国内外から非難の目が注がれている。

本書では、ミャンマーにて日本語情報誌を発行するジャーナリストが、同国で今、何が起きているのかを、日本をはじめとする各国の反応を含め、つぶさに明らかにする。
クーデターによりミン・アウン・フライン総司令官率いる国軍は、ウィン・ミン大統領やアウン・サン・スー・チー国家顧問らを拘束し、すべての国家権限を掌握。それに対し、Z世代と呼ばれる若者たちを中心とする無抵抗デモが広がり、このままでは内戦につながりかねない情勢が続いている。

著者は、MYANMAR JAPON CO., LTD. CEO、MJIホールディングス代表取締役。日本語情報誌「MYANMAR JAPON(MJビジネス)」及びミャンマーニュース専門サイト「MYANMAR JAPONオンライン」発行人・統括編集長。2013年からミャンマーの旧首都ヤンゴンに在住。


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