『ソニー再生』
-変革を成し遂げた「異端のリーダーシップ」
平井 一夫 著 | 日本経済新聞出版 | 280p | 1,760円(税込)


プロローグ 約束
1.異邦人
2.プレイステーションとの出会い
3.「ソニーを潰す気か!」
4.嵐の中で
5.痛みを伴う改革
6.新たな息吹
エピローグ 卒業


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

ソニーは1980年代、ウォークマンに代表される画期的な商品でグローバル企業へと飛躍した。しかし、2000年代以降、新興国企業からの追い上げもあって凋落。一時は4年連続赤字にまで追い込まれた。
ところが直近、過去最高益を記録するなど好調である。凋落から回復への転機に社長を務めたのが、平井一夫氏だ。

本書は、平井氏本人が振り返るソニー再生のストーリーである。平井氏はソニーの子会社のCBS・ソニー(現ソニーミュージック)の出身で、2012年、過去最大の赤字の直後にソニー社長に就任。「KANDO(感動)」を提供する会社になるという方向性を定めると共に、異なる意見をぶつけ合えるマネジメントチームを結成した。
また、ソニー失墜の象徴的存在になっていたテレビ事業について、「量から質」へと戦略を転換して黒字化するなどし、同社をV字回復に導いた。

平井氏は、ソニーグループシニアアドバイザー。CBS・ソニー、ソニーミュージックNYオフィス、ソニー・コンピュータエンタテインメント米国法人社長などを経て、2006年ソニー・コンピュータエンタテインメント社長。2009年ソニーEVP、2011年副社長、2012年社長兼CEOを歴任。2018年会長、2019年より現職。


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